肌タイプ

肌タイプ別の石鹸によるケアや使用方法は?

スキンケアにおいて最初のステップになるのは洗顔です。

洗顔に使う石鹸には肌タイプに合ったものを選ぶのがおすすめです。

次に、肌タイプ別の石鹸によるケアや使用方法について解説します。

乾燥肌

乾燥肌の石鹸によるケアは次のことを意識しましょう。

○肌に優しい石鹸を選ぶ
○石鹸によるケアは長時間行わない
○適度に油分を補う

乾燥肌は水分量・皮脂量ともに少ない肌タイプです。

乾燥しているため肌のバリア機能が低下していることが多く、ちょっとした刺激も肌への負担になりがちです。

乾燥肌が選ぶべき石鹸は「肌に優しい石鹸」。

洗浄力の高いものはNGです。マイルドな洗浄力が特徴の石鹸を選びましょう。

また、肌への負担を考えて、洗顔はさっと短時間で済ませるようにしましょう。

洗顔後に油分を補うことも重要です。

中には、適度に油分を補ってくれる石鹸もあるのでそのようなものを選ぶのもおすすめです。

脂性肌

脂性肌の石鹸によるケアは次のことを意識しましょう。

○しっかり油分が落とせる石鹸を選ぶ
○Tゾーンから洗う

脂性肌は皮脂が過剰に分泌されがちなので、しっかり油分が落とせる石鹸がおすすめです。

ある程度の洗浄力のある石鹸を選びましょう。

Tゾーンは最も皮脂分泌が活発な場所なので、石鹸を泡立てたらまずTゾーンに乗せて洗いましょう。

その後、顔全体に広げて洗浄しましょう。

混合肌

混合肌の石鹸によるケアは次のことを意識しましょう。

○適度な洗浄力の石鹸を選ぶ
○乾燥する部位、テカる部位ごとに洗顔する

乾燥しやすくテカりやすい混合肌は、肌を守りつつも皮脂分泌が多い部分はしっかりと洗浄することが重要です。

分泌された皮脂を十分に洗い流さないとニキビの原因になります。

石鹸による洗顔時は、最初にTゾーンを中心としたテカりやすい部位を洗い、目元などの乾燥しやすい部分は刺激を与えないようさっと短時間で済ませましょう。

乾燥しやすい部位とテカりやすい部位を併せ持つ混合肌は、このように部位ごとにケア方法を変えるのが重要です。

普通肌

普通肌の石鹸によるケアは次のことを意識しましょう。

○季節によって洗浄力の違う石鹸を使い分ける
○極度に洗浄力の高い石鹸は避ける
○しっかり泡立てて顔を包み込むようにして洗顔する

「今のところ肌悩みはない」という普通肌の人も、季節によって水分量や皮脂量が変化し、一時的にバランスを崩すこともあります。

肌の変化を感じたら、季節に合わせた石鹸を選ぶのがおすすめです。

夏は皮脂分泌が活発になるので十分な洗浄力のある石鹸、

冬は水分量が低下するのでうるおいを守って洗える石鹸というイメージで

季節に合わせた石鹸に変えることで、お悩みのない健やかなお肌が保たれます。